夢中人#15 夢中はつくること。
夢中はつくること。
この舞台
この柵(鹿、イノシシよけ)
(微生物が分解するトイレ。臭いも気にならない。)
これらは今回紹介する夢中人の
Tさんの考案！
全て環境への配慮の全て土へ還るもの。
Tさんの夢中は
作りたいものを自分で作ること！
作りたいものはものを見ただけで
どんなふうに作れるか
大体の構造が頭に浮かんでくるそうです。
すごすぎる！！！
実際に一級建築施工管理士として
以前は現場管理をされながら
仕事をされていた方です。
でも元々は金属関係の会社で
働かれていたそうです。
工業系の学校に通っていた時に
研修でお世話になった
金属関係の会社からの
熱烈なオファーで
そのまま就職。
新しい製品の開発の仕事に
携わることに
しかし、
あまりの会社の期待にストレスが原因で
病気も見つかり退職することに。
自分には何ができるのだろう。
ハローワークに行くと
建築会社の募集に目が止まる。
中学生の頃に
父が急に
実家の家を建て直すから
" 図面描いてみないか？ "
不意に舞い込んできた
家の間取りを考える時間
それが楽しくて、、
建築の世界へ
再就職が決定！！！
初めは営業の仕事だったけど
営業の仕事をやりながら
一級建築士の資格を勉強し
見事取得！
思えば
幼い頃の自分は
空気鉄砲や船
小さい時の遊び道具を
手元にある素材で
工夫して作ったり
その時から
作りたいものの構造を考えて
形にしていく
その過程も
出来上がった時の感動も
大好きで
昔も今も夢中になることは
変わってないなーと
教えてくれました。
やはり夢中にはパワーと
その人らしさが詰まっているんだと
改めて感じました。
明日香村にはTさんの建てたものが
そびえたっています。
Tさんが作りたいと思いつくものは
"みんなのために"
という思いが込められてるなと
私は感じました。
現在明日香村には
めばえの会さんという子どもたちを
自然の中で育てていく取り組みをされてる
親御さんが利用されています。
その子どもたちや親御さんに
快適に過ごしてもらえるように
バイオトイレを作ったり、
"テントやちょっとくつろげる空間があれば
楽しさが広がるかも！"と
多目的に遊べる舞台を作ってみたり
いつでも誰かのために、みんなのために
という思いがあるから
次々と、作りたいものが
浮かんでくるんだろうな♪
次はかまどをつくりたい！
と意気込んでらっしゃいます！
田植えを毎年している子どもたちが
自分で育てたお米を
かまどで炊いて食べる
そんな姿を見られるのが待ち遠しいですね😊
